練習についていけない?もしかしたら「貧血」かも

「一生懸命練習しているのに記録が伸びない」「最近やたらに体がだるい」…そんなとき、実は「鉄欠乏性貧血」が原因になっていることがあります。
記録が伸び悩む原因が「貧血」かもしれない理由
鉄欠乏性貧血とは、鉄分が不足することで体中に酸素を運ぶ能力が低下してしまう状態のこと。運動している部活生やアスリートにとっては、コンディションや記録に直結する重要な問題です。



こんな症状があったら要注意
- 全身の倦怠感・めまい
- 耳鳴り
- 動悸や息切れ
こうした症状が出ている場合、鉄欠乏性貧血の可能性があります。

原因は?
- 月経による鉄の喪失
- 食生活の乱れや吸収力の低下
たとえば、お腹が弱くて栄養の吸収力が落ちている場合、サプリを飲んでいても貧血が改善しないこともあります。

改善するためのポイント
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過多月経のチェック
昼でも2~3時間で夜用ナプキンがボトボトになる場合は注意が必要です。 -
バランスの良い食事
鉄分をしっかり摂取し、過度なダイエットを避けましょう。
鉄分の多い食事
以下のような食品に鉄分が多く含まれています:
- 牛肉赤身、レバー、かつお、まぐろ
- ほうれんそう、小松菜、大豆製品
吸収率を高めるには、ビタミンCを一緒に摂るのがポイントです。

婦人科で「フェリチン」の値をチェック
貧血かどうかは、フェリチンという数値を調べることでわかります。「貧血かもしれないのでフェリチンも含めて測ってもらえますか?」と婦人科で相談してみてください。

貧血が疑われるときは保険適用になることもあります。気になる方はぜひ一度受診を。