気温が上がるとナプキンがつらい…その悩み、ちゃんと対策できます!

暑い季節になると、生理中のナプキンが「ムレる」「かゆい」「ズレる」「におう」といった不快感を引き起こしやすくなります。

特に部活や体育で汗をかきやすい学生にとって、これらの症状は日常のパフォーマンスにも影響しかねません。
今回はそんな「夏のナプキン悩み」への対策を、婦人科医・沢岻先生のコメントも交えながら紹介します。
なぜ暑いとナプキンが不快になるの?
汗をかきやすい季節、生理中の不快感には以下のような原因が絡んでいます。

● 汗と経血でムレる
● 通気性が悪い素材で湿気がこもる
● 肌がこすれてかゆくなる
実はこれ、誰でも経験するごく自然なこと。だからこそ、きちんとしたケアが大切です。
においが気になるのも自然なこと

また、長時間つけっぱなしだとより症状が強くなるので、可能な範囲での早めの交換が望まれます。
ナプキンが汗でズレる・ヨレる理由

● 体育や部活で大量に汗をかく
● 汗で粘着力が落ちてしまう
● 下着との相性が悪く、ズレやすくなることも
こうしたズレが不快感や漏れにつながるため、運動量が多い日は特に対策が必要です。
対策① 通気性のいいナプキンを選ぶ

● “ムレにくい”タイプのナプキンを選ぶ
● 吸水力だけでなく、肌触りや素材にも注目
下着との摩擦や不快感を抑えるには、ナプキンとショーツの相性も大切です。
対策② 体育や部活のあとにはさぼらずケアを!

● 体育や部活のあと、汗対策は丁寧に
● 着替えができるなら、下着ごとチェンジ
● 汗拭きシートやデリケートゾーン専用アイテムも活用を
少しの工夫で、一日中快適に過ごせるようになります。
親御さんにも知っておいてほしいこと
● お子さんに替えのナプキン・着替え・汗対策グッズを持たせてあげてください
● 「ムレたり、かゆくなってない?」の一言で、子どもが相談しやすくなることもあります
気づきにくい身体の悩みだからこそ、親の側から優しく声をかけてあげてほしいのです。
沢岻先生の体験から
沢岻美奈子先生(女性医療クリニック沢岻 院長)は、学生時代にソフトボールのピッチャーをしていたそう。

「昔は分厚い綿のスライディングパンツで、汗でムレムレ。今は薄手で機能的な下着やショーツも増えて、うらやましいです」
40年前とは違う環境の中で、今できる快適な対策を、ぜひ親子で取り入れていきましょう。
おわりに
生理中の不快感は「我慢するもの」ではなく、「工夫して減らせるもの」です。
PlaySは、運動を頑張る女の子たちを応援したいという思いから、吸水ショーツの開発を進めています。
日々の生活が少しでも快適になるように──
「吸水ショーツPlayS」もぜひチェックしてみてください。こちらから