生理が来ないのは「よくない」サイン?無月経と向き合うために知ってほしいこと

生理が来ないのは「よくない」サイン?無月経と向き合うために知ってほしいこと

生理が止まるのは普通?

「アスリートなら生理が止まるのは一人前」「周りもそうだから普通」という声を耳にしたことはありませんか?
実はこれは大きな誤解です(今でもそんな指導者がいることは驚きです)。

生理に対して無知な指導者

これまで順調に来ていた生理が3か月以上止まることを「無月経」といい、体からの重要なサインの可能性があります。


無月経の原因と背景

無月経は運動量に対して食事量が足りていない

無月経は、運動量に対して食事量が不足していることが大きな原因のひとつです。
特にアスリートの場合、練習量や大会に向けた減量で食事を減らしたり、栄養が偏ってしまうことが少なくありません。

  • 運動量 > 食事量 → 無月経リスクが高まる

このバランスが崩れることで、ホルモンの働きに影響し、生理が止まってしまうことがあります。

無月経とは?

無月経が続くと起こりうるリスク

栄養不足が続くと、体はエネルギーを「生命維持」に優先的に回すため、月経が後回しにされてしまいます。その結果…

無月経で起こるリスク
  • 骨がもろくなる(骨粗しょう症のリスク)

  • 妊娠しにくくなる(将来の不妊リスク)

といった深刻な影響につながる可能性があります。


専門家の声

アスリート指導の現場から

体操コーチの大野和邦さんはこう話します

日本代表コーチが語る無月経について

「体重管理が求められる審美系競技のアスリートは、体重を減らしたい思いから食事を抜いたり、お菓子で済ませてしまうことがあります。これが不調の原因になることがあるので注意しましょう。」

医師からのアドバイス

沢岻美奈子先生(沢岻美奈子女性医療クリニック院長)も指摘します

婦人科医からみた無月経

「忙しさやストレスで一時的に月経が遅れることは誰にでもあります。
しかし3か月以上も月経が来ない場合は、食事から摂るエネルギーが不足していることが多く、放置は危険です。気になるときは医療機関にご相談ください。」


まとめ

生理が止まることは「頑張っている証拠」ではなく、体からのSOSです。
特にアスリートや部活生の方は「無月経」を軽視せず、栄養バランスや休養、そして医療機関での相談を大切にしてください。

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